農業経済科では畑の実習や販売実習をとおして、流通や簿記などの学習を行っています。また、食品加工の実習で原価計算の学習も行います。今回は学校で栽培したミニトマトを使用してトマトケチャップの製造過程を学びました。
【トマトピューレ作成】11月14日 トマトケチャップに使用するため、一学期に栽培、保存しておいたトマトを使ってトマトピューレ作りを行いました。1学期に冷凍保存していたトマトを解凍し、ミキサーで粉砕します 粉砕した食材をパルパーフィニッシャーにかけて果汁をふるい分けしました ※パルパーフィニッシャー:搾汁裏ごし、ふるい分けを行い、余分なものを除去する機械 搾汁したトマト果汁を蒸気窯で15度まで加熱します 焦げないようにしっかりと管理しました ※蒸気回転窯:約130℃の蒸気を満たした空間部(ジャケット)が釜全体を包む構造のため、加熱面積が広く、ムラなく、無駄なく食品を温められる釜
【トマトケチャップ製造】11月15日 前日に作成したピューレとケチャップ材料を使ってトマトケチャップを製造しました タマネギとニンニクをすりおろします すりおろした材料を透明になるまで煮込みます ピューレを計量し、煮汁と混ぜさらに煮込みます 糖度を測定し、香辛料を加えて味付けをしたら充填して完成です |