10月29日(土)、本校の創立120周年記念式典が挙行されました。 ご祝辞をいただきました皆様、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、心より感謝申し上げます。
式典では、 福岡県教育委員会 委員 松浦 賢長 様 創立120周年記念事業実行委員会 委員長 谷口 俊弘 様 PTA会長 塩田 孝宏 様 福岡県高等学校長協会西福岡地区校長会 会長 太田 亨 様 より、ご挨拶を賜りました。その中で、本校の120年にわたる教育活動についての評価と、今後の更なる発展を期待していただきました。
式典の後は、生徒学習成果発表の部に移ります。
①糸農太鼓の演奏 生徒学習成果発表の開幕は太鼓部の演奏です。 曲名は『走馬灯』。 息の合った力強い演奏を披露してくれました。
②プロジェクト研究発表 2番手は地域イノベーション同好会に属する根っこ部の発表です。 第65回九州学校農業クラブ連盟発表大会熊本大会に福岡県代表として出場し、最優秀賞を獲得した内容を発表しました。
③各学科の製作物紹介 次の発表は各学科で生徒が作った物の紹介です。120周年に向けて製作したものについて発表しました。製作物は記念品として配布され、中には1週間後に開催される糸農祭で販売される予定のものもありました。 農業技術科3年生は、縁起を担いだわら細工の「箒」と草花を入れ込んだ「ハーバリウムボールペン」を製作しました。
農業経済科3年生は、「いもけんぴ」づくりを行いました。商品開発はもちろん、ラベルのデザイン等もすべて生徒たちで行ったものです。
食品科学科の3年生は、大人気のイチゴジャムと糸農ソースの製造の他に、ジビエ肉(イノシシ肉)を用いた商品開発について紹介しました。
生活科学科の3年生は、120周年に向けて本校の正門にあるサクラとイチョウをイメージしたドレスの製作と、校舎描いたタペストリーの製作を行い、その完成した作品を披露しました。
④九州大学との連携事業についての発表 最後に、九州大学との連携事業についての発表です。 本校では、ICT機器を活用した農業、スマート農業による農業活動の効率化に関する取組を授業を通して学習しています。 ポイントとなるのは、農業初心者でもベテランと同様の栽培や管理ができるようになること。 そのために、どのように機器を活用していけばよいかを教員と生徒一丸となって研究しています。
120年の間に積み重ねた様々な成果を活用・改良し、地域や農業にさらに貢献していけるよう、これからも職員・生徒一同頑張って参ります。
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